・該当製品型式:A6□□9、A7□□9
インバータの出力周波数を測定する場合、インバータ出力(主回路)を直接測定することは、ノイズが多く誤測定や
誤動作を起こす可能性が高いためお薦めできません。
インバータに備えられている、周波数測定用の「FM出力端子」を使用してください。
1:接続方法
インバータのFM端子 ― 当社品の入力【HI】(+端子)
インバータのSD端子 ― 当社品の入力【LO】(-端子)
*配線はツイストペア線などのノイズに強いケーブルで行ってください。
*ノイズの影響を受けないよう、主回路の配線とは距離を取ってください。
2:パネルメータの設定
・入力レンジ(RANG):12
・入力タイプ(I.SEL) :LOG
・プリスケール(PS) :5.00
・分周(PPR) :12
・小数点(DP) :10の1乗桁(000.0)
FM出力端子は、インバータ出力60Hzの時、1440Hz出力する仕様です。(注1)
上記の設定の場合、
1440×5÷12=600
となるため、パネルメータの表示は 60.0 となり、インバータ出力と同じ周波数が表示されます。(注2)
(注1)ご使用になるインバータの取扱説明書で必ずご確認ください。また、パラメータの設定を初期値から変更した
場合はその変更内容に従った適切な値としてください。
(注2)プリスケールと分周は比率が同じであれば同じ動作になります。
・プリスケール:1.25、分周:3
・プリスケール:10.00、分周:24
としても同様です。