信号変換器はコンデンサ、リレー、フォトカプラなどの消耗部品を使用しています。
リレーは機械的寿命があり、その使用頻度によって寿命が異なりますが、コンデンサは使用温度状況によって寿命が決まります。
これらの部品の自然劣化によって、徐々に寿命が近づいてきます。変換器が故障してしまう前兆は以下のような症状が見られ始めたときです。
○ ゼロ・スパントリマで調整を行う頻度が増えてきた
○ 出力がふらつくようになってきた
○ 誤差が大きくなってきた
○ 以前より発熱しているような気がする
また、変換器は突然寿命を迎えてしまうことも少なくありません。
一般的に変換器の寿命は、約8年~15年といわれています。突然の故障で被害を受けないように、交換時期をしっかりと把握することが重要です。
渡辺電機工業の信号変換器は、前面のシリアルNo.の上2桁が製造年(西暦)の下2桁を表していまうので、ご使用年数のご確認が容易に行えます。
(例)シリアルNo.:94×××××× の場合は1994年製の変換器となります